<全国高校野球選手権:日南学園2-1明徳義塾>◇10日◇1回戦◇甲子園
明徳義塾(高知)が日南学園(宮崎)に9回サヨナラ負けで、4年ぶりの夏初戦敗退となった。馬淵史郎監督(70)は、指揮官として春夏通算40度目の出場で白星を飾れなかった。
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甲子園で春夏通算40度目の指揮を執った明徳義塾・馬淵監督が自身の引き際を語った。歴代4位の通算55勝の名将はサヨナラ負けを「攻守の細かなミスですよね」と振り返り、勇退時期を「あと2年」とした。「気力と体力が続く限りやりたいけど、後進も育てている。もう何年もやる気ないです」。1年生に有望株が多く、彼らが3年生となる2年後の第100回選抜大会を節目に掲げる。「『全国優勝を狙うぞ』と言ってるんです。しかも記念大会で四国は3校出られる。何とかへばりついてでも出られれば。もうその年で僕はケリをつけるつもり」。
最近は夫人にも「あんた、いつまでやるの」と言われ、心は揺れた。「生きたってあと10年。やっぱりやりたいことやっとかんとね」。引退後は「BSで秘湯(めぐりの番組)を全部チェックしてますから」と日本一周温泉めぐりを計画。「ほんで、いろんなところの高校野球を見て回りたい。何も言わずに外野から見るようなね」と思い描く。
野球を「男が一生かけてやっていいようなスポーツ」と言った。魂を込めて指導を続けてきた。あと2年。教え子たちと、再び甲子園に戻る日を目指す。【松尾幸之介】