<全国高校野球選手権:智弁和歌山-社>◇11日◇2回戦◇甲子園
3年連続29度目出場の智弁和歌山が、社との関西対決に挑む。
スタメンが発表され、和気匠太投手(3年)が先発となった。試合前取材に応じた中谷仁監督(47)は「智弁和歌山のエースですから」と託す。和歌山大会同様に継投も準備。「幾通りも。82通りぐらい」と笑い交じりにプラン数を口にした。
打線では主将の松本虎太郎外野手(3年)がDHで復帰。6月末にヘルニア手術を行い、術後わずか約2週間でチームに戻りサポート。準決勝から代打で出場を果たしていたが、甲子園の舞台でスタメンとして戻ってきた。中谷監督は松本のコンディションについて「大丈夫だと思います」と問題ないと明かした。
キーマンとなるのは「やっぱり1、2番の出塁」。県大会打率4割3分5厘で5盗塁の1番・長友悠成外野手(2年)は甲子園でも攻撃の口火を切れるか。
社の投手陣は岩井、内田の左右2人が軸だが「岩井君に関しても球速ありますし、低めの変化球はなかなか左バッターが難しい球だと思うので、その辺の目付けだったり意識をすること。内田君も直球のコントロールがいいので、やはり丁寧に丁寧に攻められると思う。その辺をどうやって左ピッチャーに対して対応していくか」とナインにも伝えた。和歌山大会では左投手との対戦はなかったが、好投手と対戦を重ねてきた。「本当に和歌山のピッチャー陣に鍛えられたので、何とかしてくれるんじゃないかなという期待でワクワクしてます」と対応に不安はない。
夏の甲子園では2021年の全国制覇以降、22、24、25年と初戦敗退となっている。「もう皆さんとかの方が初戦に対して『智弁和歌山、初戦だな』って思ってると思うので。ただチームとか選手は入れ替わってるので、それも智弁和歌山の糧というかエネルギーにして一戦必勝ですね」と、この夏こそ初戦突破を誓う。