【甲子園】鳥取城北・加藤監督「勝ちに執着するチーム作りを」県勢初戦突破の壁は今年も厚かった

8月9日 岡山学芸館対鳥取城北 岡山学芸館に負け肩をを落とすを鳥取城北ナイン

球児たちの夏の祭典が、真っ盛りを迎えている。5日に開幕した第108回全国高校野球選手権大会。代表49校が連日熱戦を繰り広げている中で、担当記者たちも現地で精力的な取材を行っている。大会期間中のアマチュア野球特集面では、地方大会に続き「書ききれなかった話」をテーマに詳報。敗退校の活躍を中心に、記者たちがセレクトした話題を紹介する。

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“砂丘の逆襲”はあと1歩及ばず、鳥取勢としては夏の甲子園11連敗を喫した。3年連続出場の鳥取城北は県勢5大会ぶりの得点を挙げ、岡山学芸館を相手に一時リードする展開も作った。中盤以降の勝負どころで失点を重ね、14年八頭以来となる12年ぶりの初戦突破とはならなかった。試合後に「県勢として背負うものあったか」と問われた加藤重雄監督(70)は、「それを言われると非常につらい。今年こそはと思ってチームを作ってきたつもりなんですけど、思ったようにはいかなかった」と言葉を絞り出した。

壁は厚かった。たしかに完封負けは免れたが、目指すべきところはそこじゃない。「そこで満足していたら、また同じ結果になる。どんな点差であろうと勝たなければいけない」と厳しいまなざしを向けた。

調べてみると、鳥取勢が夏の甲子園で先制したのは12年1回戦の鳥取城北-香川西(○3-1)が最後。いかに先制機を逃さないことが、試合の流れを引き寄せる大きな要因につながる。加藤監督は「勝ちに執着するチーム作りをしたい。まだまだ勉強が足りないというか、努力が足りない」と来年こそはという思いを新たにした。【平山連】