<全国高校野球選手権:高川学園-天理>◇15日◇3回戦◇甲子園
天理(奈良)は3回戦で高川学園(山口)と対戦する。
スタメンが発表され、先発は前回の福山戦(広島)で13三振を奪い2失点完投をみせたエース長尾亮大投手(3年)となった。試合前取材に応じた藤原忠理監督(60)は「試合を前半でしっかり作ってくれると期待込めて先発にしました。カウントをしっかり整えられるというところが彼の成長。本当スピードそうはないんですけども、きっちりとコースに投げられる」と起用理由とともに成長した部分を明かした。
継投も視野に入れる。「そんなに甲子園は甘くない。ただ、相手さんの打線を見ながら次の投手を用意させようと。ですからそれだけ、長尾が前半しっかりと試合を作ってくれるっていうのが本当に鍵になる」と改めてエースの出来がこの試合を左右する考えだ。
打撃陣の打順は変わらず。「今この打線のつながりが非常にいいので」と前回6回一挙4点など7得点とつながった打線でこの試合も戦う。キーマンには、左越えソロ本塁打を放った4番で主将の金本相有内野手(3年)を挙げつつ「クリーンナップ非常に振れているので、この前にどれだけランナーが溜まっているか。下位の力も必要になってくる」と期待した。
高川学園については「同じようなチームタイプ」と守り勝つ野球をする印象を持つ。多くの映像を見ているわけではないという前提で「ピッチャーの木下くんを中心に非常に守備力の高いチーム。その牙城をどのように崩していくか」とこの試合のポイントを挙げた。
その木下も球の速い投手だが、奈良大会でも速球派を打ってきた。「(奈良大付の)新庄くんもそうですけども、智弁の杉本くん、スピード対策というのはきっちりとやってきましたので、その辺の対応に関しては、ある程度順応していけるかな」と自信につながっている。
前回の1勝で夏50勝、同時に春夏通算80勝を達成した。藤原監督は「過去の先輩方がしっかり作り上げてきた、私はその延長線上に乗らさせていただいた。感謝しているんですけど、ちょっと気持ちが楽になりましたので、私の采配も伸び伸びとやらせてもらえたら」と笑いながら話した。