<全国高校野球選手権:有明-東日本国際大昌平>◇16日◇3回戦◇甲子園
有明(熊本)は東日本国際大昌平(福島)と初出場同士での3回戦に臨んでいる。
いきなり有明にアクシデントが起こった。スタメンが発表された際には高見一茂監督(46)は「いつも通り、工から入って斉藤につなぎます」と工修哉投手(3年)が先発予定だったが、オーダー表提出後の試合前練習にて左手を負傷し、急遽エース斉藤遼汰郎投手(3年)が先発のマウンドに上がった。
斉藤は1回に1点の先制を許した。
試合前、高見監督は「ピッチャーを中心として守っていかないといけない。ピッチャーの出来がどうなるのかがポイント。ロースコアじゃないとうちは勝てない。3点以内に抑えられれば」と語っていた。
東日本国際大昌平については「ピッチャーを中心としてしっかり守ってくるチーム」という印象。「セカンドを守ってる金沢君がちょっと当たってると思いますので、彼の前ランナーが出ないように」と今大会3割7分5厘とチームトップ打率の金沢匠良内野手(3年)を警戒した。
相手投手陣への対策としては「右打者には外のスライダーが結構多い。そこをどう打っていくのか。左打者はインコースに結構真っすぐ投げてきてたので、その対応をしっかりしないといけない」とナインに伝えている。
自チームの打線でキーマンとして期待している選手には「まだ2番と3番に当たりが出てないので、そこに当たりが出てくるともうちょっと打線に厚みが出るんじゃないか」と2番西山享太郎捕手(3年)、3番で主将の実田聡志内野手(3年)の奮起に期待した。
7月28日の熊本地震から約20日間。引き続き応援のメッセージも届いている。「いろんな方からいただいてますので、その期待にしっかりと応えられるように頑張っていきたい」。またこの日も朝バスに乗り込む前に、宿舎周辺の方から「頑張ってきてください」との声ももらった。
初出場から2勝。初戦と比べての選手たちの様子については「いつも通りやってくれてると思いますけども、精神的には強くなってるんじゃないかな」と大舞台でのプレーに成長を感じる。チーム目標のベスト8まであと一つ。この試合も地元熊本へエールを届ける。