第108回全国高校野球選手権大会は17日、休養日となり、18日の準々決勝に向けて各校が調整を行った。
1998年以来の優勝を狙う横浜(神奈川)は午後から大阪市内の球場で練習を行い、プロ注目右腕、織田翔希投手(3年)らが軽めの調整で汗を流した。
昨年は8強で敗退しており、村田浩明監督(40)は「どうしても昨年の先輩たちを超えていこうとか、そういった感情はすごくあると思うんですけども、でも優勝するために変わらない一戦、神奈川大会から全く変わらない一戦でやっていくよっていう話はしました」と明かした。
8強以降は22日の決勝戦まで中1日での日程が続く。この日の練習はコンディショニング調整に重点を置いたとし、織田は球場周辺を歩く40分間の散歩なども行って静かに準備を進めた。
午前中には治療なども行っていたといい、村田監督は「とにかく自分が100%な状態で甲子園に挑めるかどうかっていうところをすごく大事にしているので。練習でいいバッティングしたとかどうこうっていうよりも、自分の体の動きをしっかり確認するってことを大事にしています」と力を込めた。
織田らが取り組んだ散歩にも意味があり「40分歩くってすごい大事で。体のバランスを元に戻すっていう、もうこれずっとやってきていることなんですけど、野手も含めて。本当にもうね、毎日やってますから。体のバランスをしっかり整えるっていう作業をしっかりできたかなと思っています」と話した。
8強では花巻東(岩手)と甲子園で初対戦する。指揮官は「たくさんいい選手がいますし、本当に好投手が3人ね、いますので。どう点数取っていこうかなって。取れる時に点数取らないと、なかなか1本が出ない状況になってくると、相手のリズムになってしまう。まず1点とりたいですね。何がなんでも1点を取りにいくという形で野球を進めていきたいなと思っています」と見据えた。
織田は2回戦、3回戦は試合の途中からの登板で勝利に貢献した。横浜は織田以外にも小林鉄三郎投手(2年)ら投手陣も豊富。花巻東戦の起用法を聞かれると、笑みを浮かべながら「シミュレーションしてみてください」と多くは語らず。基本は継投ありきとし「まあ(投手は)5枚いるんでね。池田もいるし、総力戦になることもあるかなと思ってます」と語った。