第108回全国高校野球選手権大会は18日、午前8時から甲子園で準々決勝4試合が行われる。第3試合では花巻東(岩手)-横浜(神奈川)が激突。ともに全国常連校も、公式戦では初の顔合わせ。
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横浜の最速157キロ右腕、織田翔希投手(3年)は平常心で昨夏涙をのんだ8強を超えることを誓った。チームは大阪市内で約2時間調整。織田はストレッチや球場周辺で約40分間の散歩も行った。別会場で20~30球ほど投球練習したことを明かし「いつものルーティンをやりました。(状態は)全く問題なくいつでもいけます」と力を込めた。
昨夏は準々決勝の県岐阜商戦で先発し、3回2/3を2失点。延長の末に惜敗した。「すごく難しい試合だというのは昨年も経験した」とかみしめ、「勝利に導けるような投球を」と闘志を燃やす。今回戦う花巻東とは昨年、練習試合を行ったが甲子園では初対戦。「全てにおいて素晴らしいチーム。打者に特徴があるので、しっかりと見ながら配球したい」と警戒した。
ここ2戦はリリーフでの登板となっている。村田浩明監督(40)は起用法を聞かれると笑みを浮かべ「シミュレーションしてみてください」と多くは語らず。基本は継投ありきとし「総力戦になることもある」。マウンドに上がるだけで球場の雰囲気を変える存在感を放つ18歳。織田は「そのようなピッチャーになれたということはすごくうれしい」としつつ、「まずはチームの勝利を優先したい」。鬼門の8強を超え、その先の栄冠へと突き進む。【松尾幸之介】