第108回全国高校野球選手権大会は、18日の午前8時から甲子園で準々決勝4試合が行われる。第3試合では、横浜(神奈川)が同じ今春センバツ出場校の花巻東(岩手)と対戦する。試合を翌日に控えた17日は、大阪市内で約2時間の最終調整。バントや打撃練習などで汗を流した。
昨夏は準々決勝で延長タイブレークの末、県岐阜商に敗れた。10回表に3点を勝ち越したが、その裏に追いつかれ、11回にサヨナラ負け。主将の小野舜友内野手(3年)は、スタンドが醸し出す独特の雰囲気に、自分たちの野球をする難しさを痛感したという。「やっぱり夏の怖さというか、球場全体が県岐阜商さんの雰囲気になったので。夏の怖さを知れたという経験をできたのは大きかったです」。
今夏も2回戦の日南学園戦で、独特の空気を感じた。「日南学園のときも圧倒的に相手の雰囲気になっていたと思うんですけど、そこを経験できたので、あとは自信を持って恐れずに戦っていけるのかな」と自信をのぞかせた。
「甲子園の魔物」を知る小野だからこそ、恐れはない。昨夏の悔しさと今夏の経験を糧に、自分たちの野球を貫く。