<全国高校野球選手権:天理-三重>◇18日◇準々決勝◇甲子園
天理(奈良)は4強一番乗りをかけて三重との準々決勝に臨む。
スタメンが発表され、先発は左腕の橋本桜佑投手(3年)が今夏甲子園初登板となった。試合前取材に応じた藤原忠理監督(60)は橋本起用理由について「フレッシュなピッチャーというところで。(2試合完投の長尾除く)4人のピッチャー非常にブルペン調子いいんですけど、やはり相手さんの打力が非常にいいレベルを持っておられるんで、少しでも変則の方がいいかなと」と語った。橋本の良さは「ボールが見にくいというのと、左のサイドスロー」。良い形で相手にスイングをさせず、打たせて取る投球を期待する。
橋本以外にもいまかと出番を待つ投手陣が控える。継投については「十分考えてます。一人のピッチャーで投げ切れるようなそんな甘い世界ではない」。その中には、2試合連続完投している長尾亮大投手(3年)も含まれる。「彼と昨日(17日)話して。『十分行けます。投げれます』と。その辺は頼もしく思ってます」とエースが後ろに控えることに感謝した。また「ここからが本当の5人を入れている意味になってくる」とベンチ入り投手陣での総力戦で抑えにいく。
一方、打線のキーマンは「やはり1番山本。それからクリーンナップの永井、金本、関村。調子が良いので、ここが基準になってしっかりと点を重ねていきたい」と上位打線に期待。特に、打率6割2分5厘で本塁打も放っている主将の金本相有内野手(3年)については「やはり彼がチームを本当に引っ張っていってる。彼の一振りはもうチームの雰囲気を色んな意味でガラッと変えてくれるので期待はしております」とこの試合も勝利への貢献を願った。
相手の継投対策については、試合を見たのは数試合だという前提で「上田君、船橋君、吉井君ですね。良いつなぎ方をしている。ただ、良い形でつなげさせたくない」とランナーを背負わせた状態のような、押し込んでる形で継投させたいとした。
理想のスコアは以前から変わらず3対1。「(3点は)先制、中押し、ダメ押し。特にベスト8からは先制点の大きさは十分分かっているので、なんとか持っていきたい」。それでも相手の打力を考慮すると「4、5点の勝負になるのかな。ただ、打ち合いにはしたくない」とあくまでも締まった試合展開で進め、4強入りつかむ。