【甲子園】横浜の小野主将「信じられない」訃報の渡辺元監督との思い出「かわいがってもらい」

横浜対花巻東 花巻東に勝利し、校歌斉唱する横浜織田翔希(左から2人目)らナイン(撮影・上山淳一)

<全国高校野球選手権>:横浜6-0花巻東◇18日◇準々決勝◇甲子園

横浜(神奈川)が花巻東(岩手)に快勝し18年ぶりの4強入りを決めた。前日17日に亡くなった元監督の渡辺元智(わたなべ・もとのり)さんに白星を捧げた。神奈川県勢は夏の甲子園で岩手県勢に白星なしの5連敗中だったが初勝利を挙げた。20日の準決勝で智弁和歌山と対戦する。

主将の小野舜友(しゅんすけ)内野手(3年)は「まだまだあと2試合残っているので。次の相手に向かって全力で戦っていけたらなと思います」と引き締めた。

渡辺さんの訃報については「今も信じられない」としつつ「本当に神奈川県大会の試合前だったりとかわざわざ足を運んでくれて激励してくださったり、体が悪い中でも試合会場に足を運んでくれて見守ってくれていたので、まずは今日は勝ててよかったなと率直に思っています」と話した。

主将として「常に『お前がしっかりやれ』と言ってくださっていた」とも明かし「自分らしさも出せるように考えながら、会った時にはいつも寄り添ってくれて『小野どうだ』『小野どうだ』と気にかけてくださっていた存在だったので。かわいがってもらいましたし、恩返しの形で日本一の目標を立ててやってきたので、日本一という恩返しができたらいいなと思っています」と力を込めた。

試合はエース織田翔希投手(3年)が7安打、10奪三振、123球で完封した。最速156キロ直球が初回からうなりを上げ、終盤になっても威力が衰えることはなかった。これで甲子園通算9勝目。完封は3度目。

打線は1回、2死二、三塁から捕逸で先制。4回には9番小林大雅外野手(2年)の2点適時打で加点。5回にも5番江坂佳史外野手(3年)の適時打などで2点を奪った。9回にも1点を加え4試合連続となる2桁14安打で6点を奪った。

花巻東は織田を攻略できず13年ぶりの4強入りを逃した。

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