<全国高校野球選手権:横浜6-0花巻東>◇18日◇準々決勝◇甲子園
花巻東(岩手)は横浜(神奈川)のプロ注目最速157キロ右腕、織田翔希投手(3年)の前に打線が封じられ、8強で敗退となった。
初回に先制を許し、3点を追う5回には先発のエース萬谷堅心投手(3年)に代えて赤間史弥投手(3年)が登板。横浜打線の勢いを止めたいところだったが、1死二塁から5番江坂に左前適時打を許し1点を追加されると、2死二塁から7番安食にも右中間へ適時打を許した。
反撃したい打線だったが、マウンドに立ちはだかる織田の前に沈黙。織田自身が持つ高校生の甲子園最速記録の156キロ直球のほか、キレのある変化球の前に翻弄(ほんろう)されてあと1本が出ず。公式戦初対戦となった名門対決に敗れた。
佐々木洋監督(51)は横浜の投打の完成度に舌を巻いた。守備については「捕球もそうですけど、内野も取ってからあの速さとか、他のチームだと抜けそうな一、二塁間の当たりも捕られてたりとかしてたので。最後のタッチアウトもそうですけども、すごい完成度のチームじゃないかなと思います」と語った。
相手の村田監督の指導についても「やっぱり細かいことまできちんとされる方なので、チーム作りにおいても、監督としてもちょっと、選手もそうですけど、監督もやっぱり向こうの方が一段上だなっていうような感じがしますね」と話した。
9回完封を許した織田については「間違いなく世代トップのピッチャーだと思います」とたたえた。8強敗退となり「あらためて日本一の壁がすごい高いなと。横浜も今回、ピッチャーだけじゃなくて、やっぱり攻撃も守備も非常に精度高くてですね。やっぱりね、ああいう風に作らなきゃいけないんだなっていうのは、本当に今日戦って、やっぱりちょっとレベル、1個の2個が違ったと思うので、すごく勉強になります」と横浜のチームとしての完成度の高さに脱帽していた。