【甲子園】サヨナラの有明はビデオ検証実らず…アルプスへの挨拶で骨折・工が涙の選手を励ます

有明対健大高崎 健大高崎に敗れ肩を落とす有明・高橋春喜(中央)を涙ながらにねぎらいながら引き揚げる工修哉(右)(撮影・垰建太)

<全国高校野球選手権:健大高崎-有明>◇18日◇準々決勝◇甲子園

県勢10年ぶりの4強を目指した初出場・有明(熊本)は0-0の延長10回タイブレークにサヨナラの内野安打で、惜敗した。決死のビデオ検証も判定が覆ることがなかった。

0-0の延長10回タイブレークの1死二、三塁で健大高崎の主将・2番石田雄星外野手(3年)が二塁へのサヨナラの内野安打を放った。

ここで有明が、ビデオ検証を求めたが、判定通りのサヨナラ安打。0-1で姿を消す幕切れとなった。

試合後、アルプスに向かった有明ナインは、号泣する選手たちが続出。背番号10・左手甲骨折の工(たくみ)修哉投手(3年)は目に大粒の涙をためていたが、涙を流すナインの肩をさする様子があった。

試合を終えた有明ナインは退場時、観客席から割れんばかりの拍手と歓声を受けて聖地を後にした。