<全国高校野球選手権:天理-健大高崎>◇20日◇準決勝◇甲子園
この日が誕生日の天理(奈良)藤原忠理監督(61)は、自らの誕生日を36年ぶりの決勝進出で決めるつもりだ。試合前取材では「もう年で、お恥ずかしい。そっとしておいて」とにこやかに話した。選手たちには「いよいよ戦いのカウントダウンが始まった。ほんまに思い切ってやってくれ」と背中を押した。
健大高崎との一戦に向け「相手は簡単に点をくれないチーム。前半の辛抱が大事になる」と警戒感を強めた。「自分たちの理想は3-1だが、勝つとすれば本当にロースコアの戦い。そこからのプラスアルファはご褒美だと思っている」と展開を予想した。
先発マウンドには「試合をつくってくれる」と信頼を寄せる長尾亮大投手(3年)を指名。投球の軸となるクロスボールでカウントを整え、相手打線に絞らせない投球に期待を寄せる。
打線は準々決勝と変えずに、好調な流れを維持したまま臨む。「今ほんとに旬の風が吹いている」と話した。ポイントとして挙げたのは4番金本相有遊撃手(3年)だ。「彼の存在はチームの雰囲気をパッと変えてくれる。ホームランだけでなく、打席の作り方や四球を選ぶ姿勢を基準にして攻撃を進めたい」と主将に期待した。