【甲子園】ビデオ検証 全48試合で17件 判定覆ったのは6件、所要時間は約2分 

8日の東日本国際大昌平対白樺学園戦で行われるビデオ検証

<全国高校野球選手権:智弁和歌山4-3健大高崎>◇22日◇決勝◇甲子園

智弁和歌山(和歌山)が健大高崎(群馬)を4-3で破り5年ぶり4度目の日本一に輝いた。

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今大会から採用されたビデオ検証は全48試合中17件の要求があり、判定が覆ったケースが6件、残りの11件が判定通りや、確証がないための判定通りだった。大会総括を担う担当者は「納得をしてもらって、次に進んでもらう意味では一定の成果があったと感じています」と受け止めた。

東日本国際大昌平(福島)-白樺学園(北北海道)戦の1回戦では、新制度によるドラマも生まれた。東日本国際大昌平が攻撃の9回2死一、二塁では1度けん制でアウトとなった二塁走者が、ビデオ検証の結果、判定が初めて覆ってセーフになった。その後の攻撃で、当該の二塁走者が決勝のホームを踏んで劇的な勝利。江井康胤(えねい・やすたね)監督(55)は「あそこは勝負どころ。アウトになってチェンジになるのと、もう1回チャンスがくるのとでは大きな違い」と判定が覆った時の効果の大きさを実感した。検証時間はいずれも約2分で、スムーズに運用された。一方で、3回戦の高川学園(山口)-天理(奈良)戦では高川学園の申し出が遅く、受け入れられなかったこともあった。ビデオ検証の要求を行うチームにとっても、素早い決断が迫られた。【平山連】