元巨人の桑田真澄氏(58)が23日、巨人、レッドソックスなどで活躍した上原浩治氏(51=日刊スポーツ評論家)とともにTBS系テレビ「サンデーモーニング」にご意見番として出演。変革期にある高校野球について持論を語った。
今夏の甲子園から導入したビデオ検証について「僕は反対です」と語るなど、7回制、DH制にも反対の姿勢を示した。
ビデオ検証については「高校野球はやっぱ教育の一環ですからね。審判の判定を受け入れて、そこから気持ちを切り替えて次に向かっていく。そういうこともすごく大事な学びになると思いますので、僕は反対ですね」と理由を説明。
7回制は上原氏とともに反対の姿勢を示した。「甲子園大会っていうのは日本野球界の大切な文化なんですね。第1回大会から高校野球は9回27個アウト制でやってきてるんですよ。これを7回制に変えると、その歴史がですね、断絶してしまうんですね」と解説。
「当然選手や審判の安全対策も必要なんですけど、何を変えるかじゃなくて、僕、視点が違うと思うんですね。『何を守るか』っていう視点が大事だと思うんですよ。9回27個アウト制を守るために、では何ができるのかなと。そうすると試合時間を変えたり、日程を延ばしたり、あと休養ももう少し入れるとか、そういったことを変えるべきだと思うんで。7回制にしても、じゃあ熱中症出ないかっていったら、間違いなく出ると思います。ですから守るべきものは何か、っていう視点が僕はすごく大事だと思ってます」と語った。
DH制については「やはり学生時代は、投げて守って打って走る、いろんなことに挑戦し、経験を積むことによって、選手としての可能性を広げてほしいと思うんですよ。また打席に立つことによって、打者心理を学べるんですね。それが投球術を、学ぶことにも繋がっていきますので、僕はぜひ投げられるんだったら打席に立ってほしいなと思いますね」と解説した。