上原浩治氏、高校野球7回制に反対「決勝も8回に動いている」劇的甲子園に「ドラマが生まれる」

上原浩治氏(2024年11月撮影)

元巨人の桑田真澄氏(58)、巨人、レッドソックスなどで活躍した上原浩治氏(51=日刊スポーツ評論家)が23日、TBS系テレビ「サンデーモーニング」にご意見番として出演。高校野球7回制について私見を語った。

上原氏は「僕は9イニングでやってほしいです」と反対の姿勢を示した。

「やっぱり今の決勝見てもらったら分かると思うんですけど、8回に動いてるわけじゃないですか。もし7回だったら2対1のまま終わってますよね。8回のあの表裏の2点ずつ取り合うっていう、ああいうシーンもなかったわけじゃないですか。やっぱり9回でやって、いろんなドラマが生まれると思うんで、やってほしいなと、9イニングで」と語った。

今夏の甲子園決勝は、1点を追う8回に健大高崎(群馬)が2ランで逆転したが、直後に智弁和歌山がスクイズと暴投で2点を奪って再逆転。5年ぶりの優勝を飾った。

上原氏は「やっぱですね、3で回るっていう、野球は3で回るっていうこと、よく野村(克也)監督も言われてましたけど、実際本当にそうだと思うんで。7イニングだと、打席数も1番から3番は3回回ってきますけど、4番から9番は回ってこないっていう可能性もあるので。平等性って考えたら9イニングっていうところも、考えてもいいんじゃないかなと思います」と語った。

桑田氏も上原氏の意見に賛同。「僕は反対ですね。甲子園大会っていうのは日本野球界の大切な文化なんですね。第1回大会から高校野球は9回27個アウト制でやってきてるんですよ。これを7回制に変えると、その歴史がですね、断絶してしまうんですね」と解説。

「当然選手や審判の安全対策も必要なんですけど、何を変えるかではなく、『何を守るか』っていう視点が大事だと思うんですよ。9回27個アウト制を守るために、では何ができるのかなと。試合時間を変えたり、日程を延ばしたり、あと休養ももう少し入れるとか、そういったことを変えるべきだと思うんで。7回制にしても、じゃあ熱中症出ないかっていったら、間違いなく出ると思います。守るべきものは何か、っていう視点が僕はすごく大事だと思ってます」と語った。