智弁和歌山は甲子園での全国制覇から一夜明けの23日、早速新チームが始動した。
新主将は井本陽太外野手(2年)に決まった。井本は今夏の甲子園で最多となる11安打の活躍。優勝後の22日夜、ナインらの前で中谷仁監督(47)から指名された。「(今回の優勝と)同じような結果を残せるかなという不安も結構いっぱいあって。そういう不安に押し潰されそうな時があったとしても、自分はマイナスな発言をせずに、チームのことを第一に考えてやっていこう」と覚悟を決めた。OBの楽天黒川史陽内野手(25)に憧れて智弁和歌山に入り、自身も主将をやりたい気持ちがあったという。「結構3年生にあかんところは勇気をもって言ってきたし、そういうところを見られて決められたのかな」と抜擢(ばってき)された理由を自己分析した。
中谷仁監督(47)は「少人数の中で、早くから試合に出ている選手は周りからも一目置かれますし、言葉の重みも増してきます。できればレギュラーとしてインフィールドにいる選手にやってほしい」と託した理由を語った。
決勝2日後の24日から秋季和歌山大会の新人戦が始まる。24日は和歌山東と対戦し、勝てば25日に県和歌山との連戦を迎える。新主将は「1球に対しての集中力をもうちょっと大事にして、何がなんでも勝つ執着心をもって負けないチームをつくっていきたい」と気合十分。やるべきことを徹底して夏春連覇を見据える。【佐藤妙月】