【U18】3大会ぶり6度目のアジア頂点逃す 宿敵韓国に2度の敗戦、パワー野球に屈す 

日本に勝ち優勝を決めて喜ぶ韓国(撮影・平山連)

<U18アジア選手権:日本0-2韓国>◇13日◇決勝◇台湾・台北ドーム

高校日本代表が、3大会ぶり6度目のアジアの頂点を逃した。スーパーラウンド初戦で2-3と逆転負けを喫した韓国に、またしても土をつけられた。

現実をまざまざと突きつけられた。国際大会で宿敵韓国に2度の敗戦。小よく大を制す「スモールベースボール」は、まるで野球の本場アメリカをほうつふつとするパワー野球の前にまたしても屈した。

スーパーラウンドを含む5試合でチーム防御率1・38の鉄壁の投手陣を柱にして、攻撃ではバントや走塁など細かなプレーの精度を高めて得点を奪うことを求めた。岡田龍生監督(65)は「チャンスの時にはどんな手段を使ってでも点を取りにいく。極端に言えば、ノーヒットでも1点を狙っていこうと進めています」と目指すべきスタイルを掲げた。時には「『監督は寝ておいてください、僕らがやりますから』と言われるくらいの野球ができたら最高だなと思っています」と付け加えた。小よく大を制す。スモールベースボールの究極形を追い求めてきた。

今大会の日本は香港、スリランカ、フィリピンとの1次ラウンド3試合で60得点無失点と圧倒的な成績を収めた。迎えたスーパーラウンド初戦の韓国戦はソロ被弾など相手の長打構成にやられ、2-3と逆転負け。力対力の勝負では勝てない。現実を突きつけられる完敗だった。

スーパーラウンド最終戦ではエース織田翔希投手(3年=横浜)のホーム台湾に2-1と勝利し、決勝戦で再び韓国と激突。ところがまたしても、アジアのライバルには勝てなかった。

180センチ超え、100キロ超のメンバーもそろえる韓国は米大リーグのダイヤモンドバックスと契約したオム・ジュンサン内野手、195センチ、94キロを「釜山の大谷」ことエースハ・ヒョンスン投手と投打にタレントが充実。優勝回数ではともに5回と並んでいた韓国に6度目の頂点を目の前で決められ、岡田JAPANが涙をのんだ。

【U18】日本先発は智弁学園・杉本真滉、3大会ぶり6度目V目指し韓国と決勝戦/速報中