【高校野球】横浜の新エース小林鉄三郎が4安打完封勝利で4強「情けないピッチングはできない」

桐光学園対横浜 横浜の先発、エースの小林鉄三郎(撮影・保坂淑子)

<高校野球秋季神奈川大会:横浜7-0桐光学園>◇24日◇準々決勝◇横浜スタジアム

4季連続甲子園出場中の横浜が今夏、県大会決勝で対戦した桐光学園に8回コールドで勝利し、準決勝進出を決めた。県内公式戦連勝記録を“42”に伸ばした。

小林鉄三郎投手(2年)が8回を4安打完封で、勝利に導いた。この日最速となる148キロの力のある真っすぐに、キレのあるチェンジアップ、スライダー、カーブで緩急をつけ丁寧に打ち取った。「ストレートも変化球も過去イチ、良かったかなっていうぐらいの出来でした。ストレート中心で押していこう、と。それが変化球にも派生した」と、横浜の新しいエースとして、その存在感を示した。

高校日本代表から戻ると、小林を待っていたのは背番号1のユニホームだった。「織田さんから受け継いだ1番というのは本当に重い。情けないピッチングはできないので、気合のこもったピッチングを心がけました」。強い気持ちも投球を後押し。堂々と投げきった。

村田浩明監督(40)も「今日は一番のピッチングを見られた。(今までは)織田がいて少し甘えてた部分があった。代表に行って、本当に志が大きく変わった。マウンドでも本当にいい目つきをしていました。立ち振る舞いもなんか一皮というよりも二皮ぐらいむけて投げてくれた」と、信頼も厚い。まだ“重い”と感じる背中の“1”も、1戦1戦、勝利を重ね、胸を張れる日を目指す。