<高校野球秋季神奈川大会:横浜5-1武相>◇27日◇準決勝◇サーティ-フォー保土ケ谷
4季連続甲子園出場の横浜が、秋季神奈川大会準決勝で武相に逆転勝ちした。県内の連勝記録を43に伸ばし、5年連続28回目の関東大会(10月17日から、群馬)出場を決めた。
王者に焦りはなかった。0-1の6回、先頭の主将・川上慧内野手(2年)は中前打。中堅手が後逸したスキにすかさず二塁へ。逆転の足掛かりを作った。7回には2死二塁から中前適時打で3点目を挙げた。「野手がファンブルしたら次の塁へ行く、というのは常に準備していること。自分でも行ける、と思いました」と冷静な判断で一気に逆転に持ち込んだ。
今春のセンバツを思い出していた。「敗戦した試合に似ていた」。1回戦の神村学園は3回に2失点。「今日は1点で抑えられた。ツキはある。自分から雰囲気をつくる!」。6回の打席は強い気持ちで臨んだ。5打数3安打1打点とチームをリードした。
実戦経験の少ない新チームを、1年から試合に出場し高校日本代表も経験した川上、小林鉄三郎投手(2年)が引っ張り、底力を見せつけた。村田浩明監督(40)は「価値のある勝利。成長できるチャンスをいただいた」と選手たちに期待する。一つずつ階段を上る先に優勝が見える。【保坂淑子】