横浜・池田聖摩「目標とされる選手になりたい」プロ目指すきっかけは今宮健太

横浜・池田聖摩(2026年撮影)

アマチュア選手たちの分岐点となる一日が迫ってきた。10月22日、ドラフト会議。プロ注目の高校生2人と共に、昨今のドラフトにまつわるデータ事情を併せて紹介する。

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野球を始めた頃から夢みたプロ野球選手への道が目の前に迫ってきた。池田聖摩内野手(3年)は「いい自信が持てていると思います」と笑みを浮かべた。横浜では投手と野手の二刀流で、強肩の遊撃手としてチームを支えてきた。今夏、神奈川大会を観戦していた巨人斉藤宜之スカウトの言葉が印象的だ。「強肩で柔らかい。球際の強さ、スローイングも安定。西武の源田選手のような、ゴールデングラブ賞を狙える選手になる」と絶賛していた。

小1、菊鹿少年野球クラブ(熊本)で野球を始めると毎日、父祐一さん(58)と自宅での練習を始めた。小6でホークスジュニアに選ばれたが結果を残せず。「家の小屋でゴロ捕球をやったり。一から練習を積みました」。地道な積み重ねが池田の基礎を作った。

プロを目指すきっかけを作ったのは、高校時代二刀流として活躍したソフトバンク今宮健太内野手だ。幼少時、熊本から何度もペイペイドームへ足を運び今宮のグッズを手に観戦した。一番の思い出は21年4月14日のオリックス戦(中1時)ペイペイドームで始球式を務めたことだ。「緊張し過ぎてどんな球を投げたか覚えていない」と笑顔で振り返るが、たくさんの観客の視線、歓声だけは今でも覚えている。

中学時代は熊本北の陸上部監督を務める父祐一さんの影響で陸上部に所属。走り幅跳び、3段跳び、ジャベリックスローの3種目で熊本県大会優勝を果たすなど身体能力は抜群。全てを野球に生かし夢の実現へ突き進んだ。「目標とされる選手になりたい」。かつての池田少年がそうだったように。プロで夢を与える選手を目指す。【保坂淑子】

◆池田聖摩(いけだ・しょうま) 2008年(平20)6月26日生まれ、熊本県山鹿市出身。三岳小1年のとき菊鹿少年野球クラブで野球を始め、小6でソフトバンクジュニアに所属。山鹿中では熊本中央ボーイズで選手権大会出場。中3時はU15日本代表でアジア選手権2位。横浜では1年春からベンチ入り。50メートル走6秒、遠投120メートル、投手としては最速152キロ。昨春センバツ優勝を経験。好きな言葉は「有言実行」。176センチ、70キロ。右投げ、左打ち。