<高校野球秋季関東大会:山梨学院2-1山村学園>◇17日◇1回戦◇上毛新聞敷島
山梨学院(山梨1位)が山村学園(埼玉2位)に競り勝ち、準々決勝進出を決めた。
同点で迎えた8回、1死二塁から倉田雄星内野手(1年)が「次の金野さん(天=2年)が絶対かえしてくれると思ったので、なんとか二塁のランナーを三塁に進めようと思ってファースト方向に打ちました」と狙い通り、右前適時打で勝ち越しに成功。倉田は4回には無死二塁から左中間を真っ二つに割る先制の適時二塁打を放っており、1年生ながら4打数2安打2打点の大活躍だった。
吉田洸二監督(57)の期待に応えた。県大会は調子を落とし、結果を残すことができなかった。指揮官は「ずっと打っていなかったけど、関東大会は倉田しか打てないだとう思っていた」と初めて3番に抜てき。湖南ボーイズ時代は中学時代はU15にも選ばれ国際試合も経験するなど大舞台の経験は豊富。現在、プロ届けを提出しドラフト上位候補として注目される菰田陽生投手(3年)を引き合いに出し「菰田も予選はなかなか打たないんですが、関東大会、甲子園になると宇津。力のある選手は、こういう舞台が得意だと期待していました」と、清峰(長崎)、山梨学院をセンバツ優勝に導いた名将の勘が冴えた。
「次も絶対勝って、ピッチャーを中心に少ないチャンスをものにして勝っていきたいです」と倉田。1年生ながら、頼れる主砲として胸を張った。