<高校野球秋季東北大会:仙台育英8-7八戸学院光星>◇17日◇準決勝◇石巻市民球場
仙台育英(宮城)が17日、秋季東北大会準決勝で八戸学院光星(青森)にサヨナラ勝ち。2日連続で延長タイブレークを制し、センバツ切符当確の決勝進出を決めた。近畿大会では今春センバツ覇者の大阪桐蔭がエースの復活で平安(京都)に快勝。関東大会では慶応(神奈川)が佐野日大(栃木)との接戦を制し、初戦を突破した。
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仙台育英が2日間で計7時間22分の激闘を制し、決勝進出で4年ぶりのセンバツ出場に当確ランプをともした。9回を終えて6-6と決着がつかず、2日連続の延長タイブレークに突入。10回表に1点を勝ち越されたがその裏、1死二、三塁から砂涼人内野手(2年)が右翼越えの逆転サヨナラ2点二塁打を放ち、3時間31分の熱戦にピリオドを打った。砂は「打席では緊張してましたが、喜ぶ仲間の顔を見てホッとしました」と歓喜の輪に加わった。
砂は二遊間を組む有本豪琉内野手(2年)とともに、1年夏からスタメンに定着。甲子園では有本の逆シングル捕球からバックトスで併殺を決めるなど、「令和のアライバ」こと「アリスナ」コンビとして脚光を浴びた。今秋は有本が本塁打を量産しており、「自分も結果を残したい気持ちがあった。長打のバッターではないので、安定感を求めてきました」と、逆方向への強い打撃を意識してきた。値千金の一打に須江航監督(43)も「彼の成長が見て取れて、大変心強い」と目を細めた。
前日の準々決勝でも花巻東(岩手)と延長10回タイブレークとなり、3時間51分の激闘を6-4で制した。この日は投手陣が14四死球と苦しんだが、須江監督は「本当に運の良さみたいな、誠実で献身的な子たちに何か転がってきているんじゃないかと思わせられる2日間でした」。決勝も「ハイレベルで長時間の試合になると思いますが、頑張ります」と、4年ぶりの神宮切符に挑む。【高橋香奈】