【高校野球】健大高崎・石垣聡志が完封 今夏甲子園準V「他選手よりも甲子園で戦いたい思いが」

健大高崎対霞ケ浦 健大高崎先発の石垣聡志(撮影・足立雅史)

<高校野球秋季関東大会:健大高崎7-0霞ケ浦>◇19日◇準々決勝◇上毛新聞敷島

健大高崎(群馬1位)が8回コールドで霞ケ浦(茨城2位)に勝利し、2年ぶりの4強入りを決め、来春開催のセンバツ出場を当確とした。

もう1度、甲子園に戻る。先発のエース、石垣聡志投手(2年)の1球1球にはその思いが込められていた。

初回から制球良く、キレのある真っすぐにツーシーム、カットボールで打者の芯を外し、打たせてとった。「どのボールでもカウントも取れて勝負できたので、そこが0点につながったと思います」。8回を3安打無失点で霞ケ浦打線に付け入るすきを与えなかった。「この試合に勝つためにやってきたので、とにかく勝てたことが良かったです」と胸を張った。

1年春に公式戦デビューをし、昨秋から2年生エースとしてチームを引っ張ってきた。数々の大舞台を経験したからこそ、石垣の投球は「勝つ投球」だ。

2つ上の先輩には高校で最速158キロを記録したロッテ石垣もいる。それでも「試合になってスピードを求めることはしないように意識はしています」。今春、県大会の準々決勝からツーシームが良くなったことがきっかけに「自分のタイプ的にまっすぐで押していく投球よりも、今日のようにツーシームやカットボールを使ってゴロを打たせるようなピッチングが今はあっている」。自分のスタイルを貫きながら、チームを勝利に導く。

新チームからは神崎翔斗内野手(2年)とともに、ダブルキャプテンを務める。試合前にはチームメートから「チームのことより自分のピッチングに集中しろ」と声をかけられ、勝利に徹した。「上に(甲子園のマウンドに)上がらせてもらったからこそ感じられることも多い。他の選手よりも、やっぱり、甲子園で戦いたいっていう思いはあるかなとは思います」。今夏、決勝で敗戦した悔しさを胸に、果たせなかった頂点へ。主将として成長した姿で甲子園に戻る。

【秋季関東大会】スコア速報はこちら>>>