暫定先発のドジャース前田健太投手が7回無失点と好投し、6勝目(3敗)を挙げた。
中継ぎに回っていたが、他の先発を休養させるための措置で18日レッズ戦以来、今季12度目の先発を果たした。初回先頭ヤングにいきなり中前打で出塁を許し、次打者の時に二盗を試みられたが、捕手バーンズの好送球でチャンスの芽を摘み取って無失点に抑えると、2、3回と3者凡退に仕留めた。
4回に1死内野安打と併殺失敗などで1死一、二塁のピンチを迎えたが、4番、5番を打ち取って無失点に切り抜け、5回からも安定したピッチングで、4点の援護をもらった直後の7回もクリーンアップを3者凡退と、7回まで三塁を踏ませぬ好投を見せた。
チーム | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
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LAA | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
LAD | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | 0 | 0 | X | 4 |
※8回、ドジャースは2番手のモロウが登板。前田は勝利投手の権利を持ってマウンドを降りた。投球内容は7回92球を投げ、4安打無失点無四球6三振で防御率は4・15
【7回表】前田、クリーンアップを3者凡退
4番バルブエナ 内角のカーブにハーフスイング。空振りをとられ三振
5番シモンズ 外角へのスライダーで空振り三振
6番リビア 内角高めの速球で遊ゴロ。ここまで92球
※6回裏、ドジャースは4番ベリンジャーの適時打で先制! 2死二、三塁からペダーソンがバックスクリーンまで運ぶ3ランを放ち4点リード。前田には勝ち投手の権利
【6回表】前田、1番からの好打順も無失点
1番ヤング 速球で二ゴロ
2番カルフーン 内角速球で二ゴロ
3番エスコバル スライダーで中飛。ここまで81球
- ドジャース対エンゼルス 5回表エンゼルス1死、マルドナドの遊ゴロを好捕したヘルナンデスに帽子をとり感謝するドジャース前田(撮影・菅敏)
【5回表】前田、5回まで4安打無失点
6番リビア 内角のカットボールで二ゴロ
7番マルドナド 外角のカットボールを三遊間への快打。しかし、遊撃ヘルナンデスが横っ飛びでキャッチし、座ったまま一塁へ好送球を送るファインプレーで遊ゴロ
8番ペニントン カットボールを二ゴロもアットリーが大きくはじく。記録は二塁打。2死二塁
9番チャベス(投) スライダーで空振り三振。ここまで73球
- ドジャース対エンゼルス 4回表エンゼルス2死一、二塁、シモンズを遊ゴロに仕留め雄たけびを上げるドジャース前田(撮影・菅敏)
【4回表】前田、1死一、二塁も無失点しのぐ
1番ヤング 二塁前へのセーフティーバントが決まり、無死一塁。前田は三塁方向へスタートを切り逆を突かれた
2番カルフーン 速球で二ゴロも併殺取れず、1死一塁
3番エスコバル 初球の内角寄りの速球をセンター返しの中前打。1死一、二塁
4番バルブエナ 外角高めの速球で空振り三振。2死一、二塁
5番シモンズ スライダーで遊ゴロ。ここまで56球
- 3回、ペニントンを投ゴロに打ち取り一塁へ送球する前田(左)(AP)
【3回表】前田、危なげなく3者凡退
7番マルドナド 高めのスライダーで空振り三振
8番ペニントン チェンジアップで投ゴロ
9番チャベス(投) 速球で見逃し三振。ここまで42球
- エンゼルス戦に先発し、投球間にボールを見つめるドジャース前田(撮影・菅敏)
【2回表】前田、3者凡退
4番バルブエナ 高めの速球で三邪
5番シモンズ 外角へのカーブで三ゴロ
6番リビア 内角のカットボールで二ゴロ。ここまで26球
- エンゼルス戦に先発し、力投するドジャース前田(撮影・菅敏)
【1回表】前田、先頭に安打も無失点
1番ヤング 高めのカットボールをセンター返しの中前打。無死一塁
2番カルフーン 3球目に二盗失敗。ワンバウンドする投球だったが、捕手バーンズが好送球。1死無走者となり、フルカウントから速球で中飛
3番エスコバル 外角低めの速球で右飛。ここまで17球