ダブルヘッダーの第1試合、メッツは5−4で迎えた5回にホセ・バティスタ右翼手が10号満塁弾を放つなどし、大量10得点を手に。バティスタはこれを含め、キャリア最多の7打点をマークした。

 メッツは7回にも2点を加えると、8回には押し出しとケビン・プラウェッキ捕手の適時二塁打などでさらに5点を奪取。9回にもバティスタの適時打などで2点を手にし、球団史上最多の24得点で圧勝を飾った。メッツは15日のオリオールズ戦を16−5で制しており、2試合連続で15点以上を手にしたのは球団史上初。

 先発のコリー・オズワルト投手は6回を投げて、9安打4失点、1四球、2三振の内容で2勝目(2敗)。フィリーズは第2試合を見据えて救援陣を温存し、最後の3イニングで野手2人をマウンドに送り込むという策を取ったが、2人合わせて9失点を喫した。

 なお、第2試合はフィリーズが9−6で勝利した。