エンゼルス大谷翔平投手(24)が、ア・リーグのプレーヤー・オブ・ザ・ウイーク(週間MVP)に選ばれた。10日(日本時間11日)、米大リーグ機構(MLB)が発表した。対象期間は3日から9日の1週間で、大谷は19打数9安打で打率4割7分4厘、4本塁打、10打点の成績を残した。

打撃成績に加え、5日(同6日)にトミー・ジョン手術を球団から勧められ、その当日の試合で4打数4安打、2本塁打3打点の活躍をしたことや、7日(同8日)に3試合連続の本塁打で、1年目の日本人メジャーリーガーでは最多となる19号を放ったことなども評価された。

2度目の週間MVP受賞を受け、大谷は「取れたということに関してはすごくうれしいですけど、やっぱりポストシーズンが狙える位置でとれれば、もっとうれしいんじゃないかなと思う。今年はすごく厳しい状態ですけど、その中でもなんとか頑張っていきたい」と冷静に話した。

チームメートのマイク・トラウト外野手、アストロズのアレックス・ブレグマン内野手、インディアンスのフランシスコ・リンドア内野手、レンジャーズのエイドリアン・ベルトレ内野手らを抑えての受賞。大谷のア・リーグ週間MVPは、4月9日に獲得して以来今季2度目となった。