アダム・ウェインライト投手(37)とカージナルスとの契約が、減額制限の規約に抵触するため保留となり、同投手はフリーエージェント(FA)となってから契約を正式にまとめる必要が生じているという。匿名の情報筋がAP通信に明かした。

カージナルスは10月11日に、ウェインライトと新契約で合意に至ったと発表。同投手は今季が5年総額9750万ドル(約109億6000万円)、年俸1950万ドル(約21億9000万円)の最終年だった。

労働協約では、ウェインライトが引き続きロースターに残る場合、20%を超えて給与を減額することはできない。つまり、同投手は少なくとも年俸1560万ドル(約17億5000万円)は保証されることになる。

しかし、情報筋によれば、ウェインライトの新契約では給与がこれよりも少なくなっているとのこと。ワールドシリーズ後にFAとなれば規約は適用されないため、それを待ってカージナルスとの新契約に合意する予定だという。