右膝に痛みを抱えながら試合に出場しているホセ・アルテューベ内野手について、アストロズのA・J・ヒンチ監督は、ポストシーズンでなければDL(故障者リスト)入りさせていたと話した。MLB公式サイトが伝えた。

昨季ア・リーグMVPのアルテューベは、7月下旬の試合で二塁に滑り込んだ際に負傷し、キャリア初のDL入り。復帰後も痛みを抱えながら試合に出場していたが、17日に行われたア・リーグ優勝決定シリーズ第4戦で二塁にスライディングした際にケガを悪化させた。

ヒンチ監督は第5戦を前に「これがシーズンの別の時期であれば、アルテューベはラインナップにおらず、プレーもしていないだろう。異なる状況であればおそらくDL入りしていた。しかし彼は毎日姿を見せ、素晴らしい気合を示し、持てる力の100%を発揮する準備が整っている」とコメントした。

アルテューベは優勝決定シリーズ第1戦と第2戦では二塁手として先発したが、ヒンチ監督は同選手の膝を休めるため、第3戦と第4戦ではDHとして起用。第5戦で先発復帰が期待されていたが、膝の状態が悪化したためDHで出場した。