エンゼルス大谷翔平投手が、来年2月の春季キャンプ初日からバットを振る意向を示した。

大谷は13日、都内のホテルで行われた毎日スポーツ人賞の授賞式に参加。グランプリ受賞後のインタビューで「(キャンプインの時に)確実にバットは振れていたい。ティーバッティングを軽く打ち始めるというか。そこに入れれば十分じゃないか。そこまでの過程が大事かなと思っていて。そこまでいってしまえばある程度、(次の段階に)進むことができる。(リハビリをしている)今が本当に大事かなと思っています」と話した。

受賞に際し「最初から挑戦の1年だと思っていたので、結果的にシーズンが終わってこういう賞を受賞することができてすごくうれしく思っています」と笑顔を見せた大谷は、10月に右肘内側側副靱帯(じんたい)の再建手術(通称トミー・ジョン手術)を受けてからの状況について、トレーニング系のリハビリも始めていると説明。「リハビリの最初の段階は何もできなかったので十分すぎるくらい休みましたし、ここからが勝負だと思っている。ここからキャンプインに向けてしっかり調整できれば。来シーズンに向けての練習の徐々に強度が上がっていくんじゃないかな」と話した。