ドジャース前田健太投手(30)が21日(日本時間22日)、今キャンプで初めて打者を相手に投球練習(ライブBP)を行った。6年目のヘルナンデス、昨季35本塁打のマンシーらを相手に18球。安打性の当たりは3本だった。「感じは良かった。細かいコントロールとか、言えばいろいろ課題はありますけど、この時点では良かった」と投球内容を振り返った。

直球に加え、スライダー、チェンジアップ、カーブなども交ぜながら、それぞれの精度を確認。「全球種まんべんなくというのは捕手に伝えていた。ツーシームは投げていないですけど、一通りは投げることができた」と、プラン通りにほぼ全ての球種を試した。

次回は、ブルペンでの調整を挟んで26日(同27日)のロイヤルズとのオープン戦で先発登板する予定。「バッターを抑える感覚を試合に入って取り戻していけたら。今日は(打席に立った打者が)味方だったので、次からは、もうちょっと厳しく投げることができるかなと思います」と意気込みを話した。

前田は昨年、シーズン途中から中継ぎに配置転換されたが、今季は再び先発ローテーションの一角として期待されている。