カブスのダルビッシュ有投手(32)が、レンジャーズ戦に登板し、5回途中3安打1失点2四球2死球5奪三振の内容だった。

1回表2死一、二塁から適時打を浴びて先制点を許したものの、最少失点で食い止めた。

2回表は無死一、二塁のピンチを招いたが、後続を落ち着いて退けて無失点。

3回表は3者凡退。

4回表は、先頭に死球を与えたものの、無失点に封じた。

5回表、先頭の秋信守に四球を与えたところで交代した。

球数は76球。

最速は97マイル(約156キロ)。

立ち上がりから速球の制球に苦しんだものの、途中からスライダー中心の配球に修正する工夫を見せた。

「3回くらいからスライダーをメインにして立て直したので、シーズンに向けていい調整になったと思います」

ダルビッシュは、2017年途中までレンジャーズに在籍。「いつも通りの感じで投げました」と話す一方で、「今日は今日で楽しかったです」と、穏やかな表情を浮かべていた。