右肘のリハビリを進めているエンゼルス大谷翔平投手(24)が22日(日本時間23日)、メジャー2年目のキャンプを総括した。

アリゾナ州テンピでの約1カ月半のリハビリを終え、「予定通りきたんじゃないかなと思うので、キャンプ全体的には良かった。僕のキャンプはこれから始まるので、それに向けてしっかり頑張りたい」と話した。5月ごろの打者復帰を目指し、今後は本拠地カリフォルニア州アナハイムでトレーニングを続けていく。

キャンプ序盤、打撃は素振りまでと制限されていたが、終盤にかけて室内でのティー打撃や、コーチが上から投げたボールを打つ打撃練習ができるまでに段階が上がった。「やれるメニューも増えてますし、強度も上がってきているので、それは実戦に向けてちょっとずつステップアップしているというか、良いことじゃないかなと思う」と順調な調整ぶりを口にした。

また、投手としても8日に投球を再開し、この日は今キャンプ7度目のキャッチボールで調整した。距離は50フィートまでと変わらないが、球数は78球と徐々にアップ。投打で順調に進んだキャンプを終え、「できる範囲の中では、やりきった」と話した。