ヤンキース田中将大投手(30)は4回0/3を被安打7、今季ワーストの3四球、5失点で今季初黒星(1勝)を喫した。

ここまで開幕から3試合連続で自責点1の安定感を披露していたが、まさかの今季最短降板となった。2点ビハインドの場面でマウンドを下り、今季2勝目はならなかった。

1回にいきなり3三振を奪う上々の立ち上がり。3回まではコーナーいっぱいを突く制球がさえ、2安打無失点と快調だった。だが、2点リードの4回に暗転。二塁打と2四球で1死満塁とされると、6番アンダーソンに右中間へ逆転満塁弾を浴びた。

5回も流れを変えられず、二塁打を含む2安打と四球で無死満塁としたところで降板。2番手セサが走者1人を生還させ、田中は5失点の投球となった。