ロイヤルズの先発、ホーマー・ベイリー投手(32)が6回を3安打1失点、1四球、6三振の好投を披露し、今季2勝目(1敗)を挙げた。

ベイリーは2014シーズン前、6年1億500万ドル(約118億円)のビッグディールでレッズと契約延長したが、その後は故障に苦しみ、15年5月にトミー・ジョン手術、17年2月には右ひじから骨棘(こっきょく)を取り除く手術を受け、計14カ月以上の離脱を強いられた。昨季は1勝14敗で昨年12月にドジャースにトレードで移籍。その後、2月9日に現在のロイヤルズにマイナー契約で加入した。

2017年7月以来となる先発2連勝を飾ったベイリーは「勝利とは、時にほとんど得られないこともあり、貴重なもの。だから、その時が来たら喜ぶんだ」とコメントした。

投球の4分の1でスプリットを使ったベイリー。ヤンキースのアーロン・ブーン監督は「彼のスプリットがやっかいだった。あの球を見極めるのが難しかった」と話した。