マリナーズ菊池雄星投手(27)が、本拠地シアトルで待望の初勝利を飾り、3勝目を挙げた。ア・リーグ中地区首位のツインズ戦に先発し、6回5安打3失点(自責1)。5月は登板した4試合いずれもクオリティースタート(6回以上、自責点3以内)をクリア。打線の援護にも助けられ、チームの連敗を3で止める力投をみせた。

▼菊池が5月に入り4試合連続でクオリティースタート(QS=先発6回以上、自責点3以下)。日本人投手が1年目に4連続QSは16年前田(ドジャース=4連続)以来。昨年の大谷(エンゼルス)は3試合が最長だった。日本人の左投手では02年石井(ドジャース)が4連続を2度マークして以来になる。