マリナーズ菊池雄星投手(27)が、アスレチックス戦に先発し、4回途中まで10安打5失点(自責4)2四死球1奪三振と踏ん張れず、2敗目(3勝)を喫した。

1回、先頭セミエンに安打を浴びたものの、2番ピンダーを三ゴロ併殺に仕留めて2死を取った。だが、3番チャプマンに右中間へソロ本塁打を打たれ、1点を先制された。

2回は1死から安打を許したものの、無失点。

同点に追い付いた直後の3回は、連打と四球で2死満塁のピンチを背負い、内野安打で1点を勝ち越された。

再び同点となった4回は、1点を勝ち越され、さらに2点適時二塁打を浴び、2-5とリードされた状況で交代を告げられた。

球数は74球。

防御率は3・82。

最速は95マイル(約153キロ)。

4回途中での降板は、1イニング限定の「ショート・スタート」を除いて、移籍後最短となった。

この日はアスレチックス相手に3試合目の登板。

「すべての球が思うようにいかなかった」と反省する一方で、「今までカーブを有効に使ってきましたけれど、それをきれいに打たれた。今までの違いとしてありました」と、相手の対策が進んでいることを再認識していた。

競り負けたマリナーズは5連敗。