ことしのMLBドラフトは6月3-5日に開催。例年レジェンドや現役選手らの子息や兄弟の指名が注目されるなか、今回はレジェンドを父に持つ複数の選手がリストアップされている。MLB公式ウェブサイトが伝えた。

●ブレイデン・ハラデー投手(右投げ、キャルバリー・クリスチャン・ハイスクール)

殿堂入りの名投手、故ロイ・ハラデー氏の息子。ハラデー氏は1995年ドラフトでブルージェイズに一巡目指名を受けてメジャーで通算16年活躍し、両リーグでサイ・ヤング賞を受賞。完全試合と、ポストシーズンにはフィリーズでノーヒッターを記録した。

●クイン・ホフマン二塁手(ハーバード大)

殿堂入りのクローザー、トレバー・ホフマン氏の息子。ホフマン氏は18年のキャリアで通算601セーブをマークし、1998年にパドレスのナ・リーグ制覇に貢献した。

●ジャック・ライター投手(右投げ、デルバートン・ハイスクール)

父のアル・ライター投手はメッツやマーリンズなどで1987-2005年まで長く活躍し、通算162勝132敗、防御率3・80、1974三振。ブルージェイズとマーリンズでワールドシリーズを2回制した。

そのほか目を引く存在としては、ツインズのロッコ・バルデリ監督と16歳違いの弟ダンテ・バルデリ中堅手(ボストンカレッジ)、アストロズのカルロス・コレア遊撃手の弟JC・コレア遊撃手(ラマー大)、マリナーズのジェリー・ディポトGMを父に持つジョナ・ディポト投手(カリフォルニア大サンディエゴ校)らもリストアップされている。