エンゼルス大谷翔平投手(24)は、内野安打の1本で4打数1安打だった。打率は2割3分7厘。チームは9回に劇的なサヨナラ勝ち。大谷と同じく、二刀流として期待されるウォルシュ内野手のメジャー初のサヨナラ打で、連敗を5で止めた。試合後の大谷の主な一問一答は以下の通り。

-打者復帰してまだ間もない中、打席での内容を良くしていくためにやっていくべきことは

大谷 より良い打席を1打席1打席、増やしていくことかなと思う。アウトにしろ、ヒットにしろ、しっかりと打席の中で自分のやりたいことができたのかどうなのか、それが勝ちにつながるのかどうかというところだと思います。

-打撃面でどういうところを修正しているか

大谷 いろんな投手がいる中で、その間合いをしっかり試合のレベルの中で詰めていくというところは、実戦でしかできない。そこをしっかり合わせていくというところは、シーズンが終わるまでずっと必要なことではあるんですけど、より良い状態をしっかり保てるように、またより良い状態にできるように合わせるのが大事だと思います。

-11試合連続で出塁が続いている点について

大谷 もらった四球もありますし、あんまり気にしていないですけど、出塁するのも1つ仕事なので、それは大事かなと思います。

-5月30日から始まるマリナーズ戦で、花巻東高の先輩、菊池投手との対戦を控えるが

オータニさん!(プホルスがメディア対応をする大谷に向かって大声で叫ぶ)

大谷 あーびっくりしたぁ。

-菊池投手とのメジャー初対戦に向けて

大谷 まだ先なのでどうなるのか、当たるのか当たらないのかも分からないですし、まず明日、しっかり(勝ちを)とることが大事なので、チームの状態も自分の状態も上げながら、明日の試合に臨めればなと思います。

-代打でサヨナラ打を放ち、一塁手と中継ぎの二刀流として期待されているウォルシュについて

大谷 素晴らしいんじゃないかなと思います。今日も最後、ヒット打ったのも素晴らしいですし、先発で出た最初の試合も3安打打って、素晴らしいものを試合レベルで発揮できているんじゃないかなと思う。僕自身も、勉強することもあるかなと思うので、そこを見ながら僕も頑張りたい。

-指名打者と投手の自身とは、違う形の二刀流もあることについて

大谷 僕は中継ぎをやったことがあんまりないのでちょっと分からないですけど、いろんな形があっても良いのかなと思います。

-昨年のMLBドラフトで1巡目指名を受けたスチュアート選手がソフトバンクと契約。日本球界出身の大谷選手から見て、同選手の決断はどう映っているか

大谷 何も僕は見ていないので、ちょっと分からないですけど。こっち出身だからとか日本出身だからとか関係なく、どこでやっても、もっともっと良い選手になれるように、それだけのものを持っていて指名されていると思うので、どこでやるにしろ、その気持ちさえあれば、どこでも関係なく、良いんじゃないかなと思います。