カブスの主砲、クリス・ブライアント右翼手がジェイソン・ヘイワード中堅手と外野で衝突し、交代を強いられた。

両選手は6回、エウへニオ・スアレス三塁手のフライボールを捕球しようとし、衝突。ブライアントはしゃがんだまま動かず、様子を見に行ったジョー・マドン監督とトレーナーと短く言葉を交わした後、ゆっくりとグラウンドを去った。

試合後、マドン監督はリプレー映像はまだ見ていないとしながらも、ブライアントが顔と首の辺りを打ったと聞いたとコメントし、まだ検査中だと述べた。

三塁が主戦場のブライアントだが、外野も担当することがあり、今季は左翼として6試合に先発、右翼としてはこれが8度目の先発出場だった。経験の足りない位置での守備が衝突を招いたのではないかとの話に、マドン監督は「そうは思わない」と述べた。

ブライアントは5月の成績を打率3割4分5厘、9本塁打、21打点としており、同選手が離脱するとなればカブスにとって痛手となりそうだ。