エンゼルス大谷翔平投手は代打で空振り三振を喫し、最後の打者となった。アストロズ戦の9回2死三塁で登場。カウント2-1から5番手オズナのチェンジアップにバットが空を切った。

この日から右ふくらはぎの張りで3試合欠場していたトラウトが、中堅の守備にはつかず「2番DH」で復帰。相手先発が左腕でもあり大谷はベンチ待機となったが、打線はつながりを欠き2得点止まり。連敗を喫した。試合前、オースマス監督は19日(日本時間20日)のマリナーズ戦もトラウトをDHで起用するかどうか問われ「可能性はあるが、彼の状態による」とした。DH起用となれば、大谷はこの日と同様、代打待機となる可能性がある。

一方で、19日のマ軍先発は右腕リークの予定。同投手に対し通算打率4割6分2厘と好相性の大谷をDHで起用し、トラウトを休養させる選択肢もある。いずれにしても、トラウトと大谷の“トラウタニ”コンビがエ軍打線の核となるだけに、完全復活が待たれる。(アナハイム=斎藤庸裕)