マリナーズ菊池雄星投手(28)が、21日(日本時間22日)のエンゼルス戦先発へ向けて意気込みを語った。前日20日はキャッチボールや短距離ダッシュなどで調整。翌日の登板へ向け、準備を整えた。

今季エンゼルス戦は4試合の登板で1勝2敗、防御率10・91とデータ上では相性は良くないが、「今シーズン(エンゼルス戦は)最後になると思うので、同じリーグですし、良い形で前回の反省を生かしながら、対戦できればと思います」と気を引き締めた。

前回登板もエンゼルスと対戦し、5回途中3失点で降板。先発の役目が果たせなかった。今回は、敵地だった前回から場所を本拠地に変えての登板となる。「チームが勝てるような、そういうピッチングがしたいなというのが一番。あと1歩というところで、前回は交代を告げられてしまったので、今回は自分の力で投げきれるように頑張りたい」と意欲を燃やした。

岩手・花巻東高の後輩でエンゼルス大谷翔平投手(25)との対決も今季ラストとなる。「強力打線ですし、当然、意識しない訳ではないですけど、周りもいい打者がたくさんいる。試合が終わった時にチームが勝てるように、そういう状態を作っていければと思います」と冷静に話した。