ドジャースは先発のウォーカー・ビューラー投手が7回を5安打無失点、無四球、11三振の快投で今季9勝目(1敗)。マックス・マンシー一塁手が26号、ジョク・ピダーソン右翼手が23号とそれぞれ2ランを放つなど打線の援護もあり、オールスターゲームによるブレーク後から10試合で7勝目を挙げた。

ビューラーが2ケタ奪三振をマークしたのは、今季これが3度目。ピダーソンは同投手について「彼には間違いなく、一級品のボールが3、4球はある。投手がハードに投げてくれ、一級品の球を制御してくれたら、それが成功の方程式となる」と語った。

一方、これが7試合目の先発となったマーリンズのルーキーの日系右腕ジョーダン・ヤマモト投手は、4回を投げて4安打5失点、2四球、4三振の内容で初黒星(4勝)。「勝つための最高のチャンスをチームに与えることができず、非常に不満だし、嫌な気分だ」とコメントした。

ただし、ドン・マッティングリー監督は「ジョーダンは大丈夫だ。彼は自己評価をきちんと行える選手であり、制球でミスがあっただけだとちゃんと分かっている」とし、ヤマモトの状態に問題はないと述べている。