アスレチックスは、先発のショーン・マナエア投手が6回を3安打無失点2四死球6三振と好投し、シリーズ3連勝で連勝を6に伸ばした。ア・リーグのワイルドカード争いでレイズに1・5ゲーム差をつけることに成功した。

昨年9月に受けた肩の手術から復帰後3試合目となったマナエアは、これで2勝目(無敗)。レンジャーズのクリス・ウッドワード監督は「彼の速球が冴えていた」とコメントし、マナエア自身も「最高の速球が投げられたと思う。いいところに投げられた」と手応えを示した。

アスレチックスはこの日、マーカス・セミエン遊撃手が30号2ラン、マット・チャプマン三塁手が34号ソロを放ち、1シーズン244本塁打という球団記録を樹立。チャプマンは「僕らは終盤戦に入って、すべての局面で打てているような気がするよ。ワイルドカードの試合を見据えているからね」と語った。

この後、ホームに戻ってロイヤルズ、レンジャーズとの3連戦を控えるアスレチックス。ボブ・メルビン監督は「シーズンのこの時期は多くの試合に勝っていかなくてはならない。彼らは適切な時期にそれをやってくれている」と、選手たちをねぎらった。(AP)