ヤンキースの7年ぶりとなる地区優勝は19日(同20日)以降にお預けとなった。

優勝マジック1で迎えたエンゼルス戦に、今季限りで現役を引退するCC・サバシア投手(39)が、公式戦としては本拠地最後の先発。3回途中2失点で交代した際には、地元ファンからスタンディングオベーションで見送られた。

ヤンキースはその裏、2番ジャッジが右翼席へ2ランを放ち、同点に追い付いた。

ところが、6回に1点を勝ち越され、そのまま競り負けた。

試合終了時刻は、東部時間午後9時58分。

その結果、西海岸のロサンゼルスで1時間32分後の同午後8時10分(西部時間午後5時10分)に開始された「ドジャース-レイズ戦」の勝敗待ちとなり、ヤンキースナインは試合後、クラブハウスに残って戦況を見守った。

その「ドジャース-レイズ戦」が延長戦に突入。日付が変わった同午前0時50分、2位レイズが勝ったため、ヤンキースのマジックは1のままとなった。

なお、19日のエンゼルス戦には田中将大投手(30)が先発予定。深夜まで待ち続けたブーン監督は、勝って優勝するチャンスに「できれば、明日、そうしたいものだね」と話した。