パドレスが21日、アンディ・グリーン監督を解任し、後任監督探しに着手すると発表したことを受け、今季限りでの勇退を明言しているジャイアンツのブルース・ボウチー監督(64)の名前が古巣パドレスの後任監督候補として早くも取りざたされている。

MLB公式ウェブサイトは、同氏がパドレス復帰に心を動かすかもしれない理由として、パドレス監督時代の12年間で951勝975敗という成績を残したことや、今もオフシーズンを過ごす自宅がサンディエゴ近郊にあること、またチームがフェルナンド・タティスJrやクリス・パダック、マニー・マチャドら才能豊かな中心選手を擁することなどを挙げた。

その上でボウチー氏本人の考えを聞いてみたところ、「今は残り試合に集中したい。自分にとって最後に指揮を執る試合が近づいており、頭にあるのはそのことだけ」とコメント。

監督としての最終シーズンについては「順位的には満足していないが、選手たちはとても面白い1年にしてくれた」とし、勇退について迷いは無いとも述べた。