カージナルスとナショナルズのナ・リーグ優勝決定シリーズ第1戦が11日、セントルイスで行われ、元巨人でカ軍の先発右腕マイルズ・マイコラス(31)が6回1失点と好投したが、打線の援護がなくポストシーズン初黒星を喫した。2回に2本の二塁打を許して1点を失ったものの、立ち上がりから落ち着いた投球だった。

5回2死満塁で4番ソトを迎えた時も、2-1とカウントを悪くしてからカーブで二ゴロに打ち取り、絶体絶命のピンチを脱出した。98球を投げ7安打1失点、7三振1四球の好投だったが、相手先発サンチェスが7回2/3までカ軍を無安打無得点に抑える支配的投球でそれを上回った。敵に先勝されたものの、自身の役割を果たしたマイコラスは「シーズン中は乱調だった。ポストシーズンで名誉挽回するべくベストを尽くしている」と話した。