ポストシーズン(PS)でリリーフとして好投したドジャース前田健太投手が、来季再び先発で起用されることが明らかになった。フリードマン編成本部長が本拠地ロサンゼルスで会見し「先発に戻って中4日で投げることを期待している」と先発復帰に言及した。

前田はPSでのブルペン起用に備え、3年連続でシーズン終盤に中継ぎに配置転換されている。今季は先発で26試合に登板後、9月から救援に回り11試合に登板。10勝8敗3セーブ、防御率4・04だった。PSでは救援4試合で計4回2/3を無失点と相手を圧倒した。

同編成本部長は、前田が来季以降のPSで先発する可能性があることも示唆した。「左打者相手の制球がもう少し改善されれば、ケンタが10月も先発する可能性は十分ある。我々は彼がさらに上のレベルの投球ができると考えている」と期待を込めた。