ワイルドカードから勝ち上がった伏兵ナショナルズが、17年世界一のアストロズ相手に敵地で連勝を飾った。

これで地区シリーズ第4戦から8連勝となった。

アストロズの先発は、今季21勝を挙げた剛腕バーランダー。一方のナショナルズは、同18勝のストラスバーグと、快速右腕同士の対決となった。

先手を取ったのは、ナショナルズ。1回無死一、二塁のチャンスに3番レンドンが左翼越えの二塁打を放ち、2点を先制した。

アストロズはその裏、2死一塁から4番ブレグマンが左翼席上部の看板を直撃する2ランをたたき込み、すかさず同点に追いついた。

その後は、両投手が立ち直り、6回まで2-2と、同点のまま進んだ。

試合が再び動いたのは、7回。ナショナルズが、スズキのソロ本塁打で1点を勝ち越し。さらに4四球、連打などで一挙6点を奪った。8回にもイートンの2ランなどで突き放し、最後は一方的な展開となった。

ストラスバーグは6回2失点と好投し、今ポストシーズンで無傷の4連勝を飾った。

第3戦は25日(同26日)、舞台をワシントンDCへ移して行われる。