米紙「ニューヨーク・ポスト」は13日、メッツの補強ポイントとして中堅手を取り上げた記事を掲載。しかし日本からメジャー移籍を目指している秋山翔吾外野手(西武)の名前はなかった。

同記事ではメッツの新中堅手の条件として、今季終盤にセンターを守ったブランドン・ニモ外野手よりも守備がいいこと、そして左打ちのマイケル・コンフォートとドミニク・スミスの両外野手とバランスを取るために右打者が望ましいことを設定。

この条件に合致する選手としてはムーキー・ベッツ外野手(レッドソックス)もいるが年俸面で折り合わないとし、最終的にはスターリング・マルテ(パイレーツ)、ケビン・ピラー(ジャイアンツ)、マニュエル・マーゴット(パドレス)の3人をピックアップした。

なかでもマルテについては今季のOPS(出塁率プラス長打率)が8割4分5厘と高かったこと、来季年俸が1150万ドル(約12億6500万円)で2021年は球団側が行使権を持つ年俸1250万ドルの契約オプションになっていることから最有力だとしている。(AP)